2026年6月9日21時28分

篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(282)聖書と考える「10回切って倒れない木はない」

コラムニスト : 篠原元

今年4月から、日テレの日曜ドラマとして放送中のこのドラマ。日本と韓国でもロケを行い、時代や国を超えたラブストーリーです。

主演は志尊淳さんで、韓国の財閥で育った青年を演じています。

さて、ご存じの方はご存じ、主人公(志尊さん演じる)ミンソクは先述の通り、財閥の御曹司になり、その財閥の会社の社長にも就任していたのですが……。失脚し、韓国本社を追い出され、日本の東京にあるグループホテルに飛ばされた(左遷された)のですよね。

御曹司・社長だったのに、国(韓国)から追放され、異国(20年以上ずっと離れていた日本)で、彼は冷遇されます。肩書だけは立派な「副支配人」だけれど、誰からも相手にされず、一人ぼっちのミンソク。

最後に、世界のベストセラー聖書で、御曹司だったのに、異国の地で冷遇されまくった男の物語。それが、新約聖書・ルカの福音書15章11節からの、有名な「放蕩息子」の男(弟)のストーリーです。

彼は、裕福な暮らしをしていたことでしょう、御曹司だったのですから。家には雇い人もいっぱいいたとあります。

だが、彼はご存じ、異国に旅立った!! そしてご存じ、自業自得ですが、最終的に食べるにも困り始めるように!!

その時、彼は人々に冷遇されたと、聖書はハッキリ記しています。でも、最後の最後。彼はご存じ、父のもとに戻ったんですよね。

で、そんな彼(生前贈与してやった財産を使い果たして戻って来たとんでもない息子)を、父は迎え入れた。抱き、口づけした……と聖書にあります。

ここに、神の愛があります。今、神様から離れている、信仰を捨てているという方がいるかもしれません。まさに、神から遠く離れて生きているという……。

でも、父なる神はあなたを待っておられます。帰りませんか、父のみもとに。

父は両手を広げて、あなたを受け入れてくれます、今日。アーメン。

こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。ところが、まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って彼を抱き、口づけした。(新約聖書・ルカ15:20)

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※ 本コラムでは、特に断りのない限り、聖書の引用は新改訳(第3版)を使用しています。

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篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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