2026年6月8日19時31分

人がこの世に生まれた理由 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

旧ソ連の詩人であり小説家のポリス・パステルナーク(1890〜1960)は、「人は生きるために生まれる。生きる準備をするために生まれるのではない」と語りました。

人生は丸々本番。「こうなったら〇〇なのに……」という生き方はやめましょう。

例えば、人生を丸々本番として生きない子どもがいたとしたら「今は小さいけど、大きくなったら〇〇がしたい」と考えながら生きることになります。しかし、実際に大きくなった途端、今度は「もっとお金をもうけるようになったら〇〇がしたい」「もっと偉くなったら〇〇がしたい」「結婚したら〇〇がしたい」となり、終わりのない堂々巡りになります。

仮に結婚をしても「子どもが生まれたら〇〇がしたい」「この子が大きくなったら〇〇をしよう」「この子が働くようになったら〇〇しよう」「この子が結婚をしたら〇〇しよう」「孫が生まれたら〇〇しよう」「孫が大きくなったら〇〇したい」となります。一体いつ、人生の本番が来るのでしょうか。

人生はいつも、今が本番です。もし、人生を完全燃焼し「いつも今が最高!」と感謝しながら生きていなかったとしたら、生物学的には生きていても、死んでいるようなものなのです。

この世界にただ一人「死ぬために生まれて来た人」がいます。イエス・キリストです。十字架で死ぬために、生まれました。ご自分が死ぬことで、死んでいる人を生かすために来られました。

聖書は、自分を造られた神から離れた状態の人を「罪人(つみびと)」と語ります。根や木の本体から切られた植物が、やがて枯れるように、神から離れた人もやがて死にます。

死の原因は、神から離れた罪です。その罪の刑罰を身代わりに引き受けられたのが、イエス・キリストです。この方を信じ、この方と出会い、この方と直結されるならば、神の命が流れ込み、神の命によって生きるようになります。

一度死にますが、復活し、永遠の命を頂いて、永遠に生きることができます。キリストを信じ、この方とつながって生きるなら、神の命が輝き出し、本当の自分の人生を生き始めるようになります。

今日も丸々本番として、素晴らしい一日を生きていきましょう。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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