2026年5月11日14時56分

全盲のクリスチャン音楽家 北田康広さんが新アルバム「ノスタルジア」

全盲のクリスチャン音楽家 北田康広さんが新アルバム「ノスタルジア」
北田康広さん(写真:本人提供)

全盲のクリスチャン音楽家として活躍する北田康広さんがこのほど、新アルバム「ノスタルジア」をリリースした。「ピアノとリコーダーで綴(つづ)る音のエッセイ」をコンセプトに、バッハやモーツアルト、ベートーベン、ショパンら、誰もが知るクラシックの巨匠による名曲のほか、親しみ深い日本の曲も含め、全21曲を収録する。

「ノスタルジア」は、2023年に賛美伝道30周年感謝アルバム第2弾としてリリースした「主の平和」以来3年ぶり12枚目のアルバム。一方、これまでのアルバムとは違い、全曲がピアノまたはリコーダーによる演奏。ピアノとリコーダーが奏でる懐かしい名曲が、日々の喧騒(けんそう)を忘れさせ、心の奥底に眠る「原風景」を呼び覚ますとともに、未来への希望をともす――。「究極のノスタルジックアルバム」であるとともに、「究極のヒーリングアルバム」だとしている。

音楽宣教師の久米小百合さんは、「ノスタルジア」について次のようなコメントを寄せている。

「その力強くも繊細な指先から紡ぎ出される音は、とてもバラエティー豊かな世界です。クラシックの深みのある美しさを好まれる方にも、ポップスの軽やかな響きに心を委ねたい方にも、ぴたりとハマる楽曲がきっと見つかることでしょう。それらは、リスナー皆さんの心象風景にそっと寄り添い、新たな彩りを与え、心を潤してくれる音楽だからです。お部屋の模様替えや衣替えをするように、このアルバムで、私たちの心の部屋も彩ってみませんか」

全盲のクリスチャン音楽家 北田康広さんが新アルバム「ノスタルジア」
北田康広さんの新アルバム「ノスタルジア」

1965年、徳島県生まれの北田さんは5歳の時、未熟児網膜症と医療過誤が重なり両眼を失明。盲学校時代には厳しく管理された寮で12年間生活し、両親の離婚や継母のいじめなど、多くの苦しみを経験したが、高校1年の時にクリスチャンの教師と出会ったことで人生が変わった。

筑波大学附属視覚特別支援学校音楽科を経て、武蔵野音楽大学ピアノ科を卒業。また、東京バプテスト神学校神学科を卒業し、牛込キリスト教会で牧師按手(あんしゅ)を受けている。カリフォルニア神学大学院日本校からは名誉神学博士号も授与されている。

第31回ヘレン・ケラー記念音楽コンクールピアノ部門1位、第33回同コンクールその他の部門「リコーダー重奏」2位。その活動は、テレビや新聞、雑誌など、さまざまなメディアで取り上げられている。

「ノスタルジア」は、定価2500円(税込み)。収録曲の詳細は北田さんの公式サイトを。購入はアマゾンや公式サイトの注文フォームのほか、郵便振替(口座番号:00170・8・790478、北田康広)による直接送金でも購入できる。問い合わせは、有限会社マインズアイ(メール:[email protected])まで。