2026年5月1日18時32分

希望を持ち続ける秘訣 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

人生は、未来への希望があるほど元気が出るし、疲れないものです。もし、あなたが今、生きることに疲れを感じているとすれば、それは、先行きが見えず、未来に希望が持てなくなっているからかもしれません。

どうしたら、どんな状況の中にあっても希望を持ち続けることができるのでしょうか。

  1. 過去にとらわれないこと
  2. 今を感謝すること
  3. 神を信じ、未来を信じること

過去は過ぎ去ったものです。人は過去を変えられません。過去はそのまま受け入れ、失敗を繰り返さないための教訓としたら、忘れてしまいましょう。

そして、とにかく今を感謝することです。今を感謝できない人は、「〇〇であったら感謝できるのに」と言いますが、未来が今になった途端、「もう少し〇〇だったらいいのに」と感謝を未来に先延ばしし、とわに感謝する機会を失ってしまいます。

若くして反アパルトヘイト運動に身を投じ、1964年に国家反逆罪で終身刑の判決を受けたネルソン・マンデラ氏にまつわる都市伝説があります。

それは、実際にはマンデラ氏が95歳まで生きたのに、若い頃に獄中で亡くなったと考えていた人たちが大勢いたのです。マンデラ氏は、獄中で感謝しながら、未来に希望を持って生き続けました。

ですから、人のうわさ話は当てにならないものです。人からどう思われようと、あるいは、自分がどう感じようと、今この時、この瞬間を感謝しながら生きていきましょう。

マンデラ氏は、政治犯として理不尽な扱いを受け、終身刑を言い渡されました。当時は、怒りと憎しみで心がいっぱいでした。しかし後に、人を赦(ゆる)し、感謝し、希望を持つようになってからは、その容姿ががらりと変わっただけでなく、長い年月を獄中で過ごしたのに、かえって若返って出てきたのです。

マンデラ氏がアンチエイジングを目指したわけではないと思いますが、「若返り」「抗老化」「抗加齢」の秘訣は、赦し、感謝し、希望を持つことではないでしょうか。とりわけ、感謝は力強いです。聖書は「すべてのことについて感謝しなさい」と語ります。希望は、そこから湧いてきます。「今が良い」と思えるからこそ、未来を信じられるのです。

最後に、希望を持つためには、神を信じ、未来を信じることです。人は、どんなに可能性を信じようとしてもその根拠がなければ、希望を持ち続けることはできません。

希望の根拠は、神にあるのです。神は創造者です。無から有を生み出すことができる方です。人間の創造力とは全く違います。人間はできたとしても、既にあるものを発見したり、既にあるものの組み合わせを変えて改良したりするくらいです。無からの創造はできません。

しかし、神は全く可能性のない状況にあっても、そこに可能性を創造できるお方です。つまり、神が希望の根拠なのです。

神を信じる人は、七転び八起きが可能です。たとえ7回ノックダウンしても、また8回目に立ち上がって、勝利を勝ち取っていくことができます。神に希望の根拠を置いて、その希望を持ち続けて生きていきましょう。

この希望は失望に終わることがありません。(ローマ5:5)

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック