2026年4月13日10時22分

主の十字架と復活がもたらすもの 万代栄嗣

コラムニスト : 万代栄嗣

イエスご自身が近づいて、彼らとともに道を歩いておられた。しかしふたりの目はさえぎられていて、イエスだとはわからなかった。……ふたりは話し合った。「道々お話しになっている間も、聖書を説明してくださった間も、私たちの心はうちに燃えていたではないか。」……イエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて、こう言われた。「……キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦(ゆる)しを得させる悔い改めが、エルサレムから始まってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる。あなたがたは、これらのことの証人です。……いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。」(ルカ24:15~49)

イースターおめでとうございます! 4月、日本では新年度の始まりに、イエス様の復活を祝えるのは素晴らしいタイミングです。

最近のスポーツ界では、ゴルフの松山英樹選手や大リーグの大谷翔平選手が、大盤振る舞いの寄付やプレゼントをして話題になっています。彼らの「与える姿」には感動を覚えますが、救い主イエス様が私たちに与えてくださったものは、桁違いです。一部の人にではなく、全人類、歴史上の全ての人のために、ご自身の命をプレゼントしてくださったのですから。

私たちは、自分の力では罪を清めることができません。私自身、年を重ねるほど言い訳がうまくなる自分に気付かされます。自分では償い切れないドロドロした罪を、神でありながら人となられたイエス様が、十字架で全部背負って清めてくださいました。

イースターは、その物語が死で終わらず、3日目に死の力を打ち破ってよみがえられたことを祝う日です。この復活を通して、私たちには死を超えた永遠の命の希望が与えられています。

今日は、ルカの福音書24章から、この恵みのすごさを語る4つのポイントを見ていきましょう。

1. 神の御心とご計画の実現!

イエス様の十字架と復活は、単なる運命や成り行きではありません。それは、私たちが新しく生まれ変わるための「神の救いのご計画」のど真ん中そのものでした。

聖書が預言していた通り、キリストは苦しみを受けてから栄光に入る必要がありました。そうしなければ、人は救われないからです。これは、私たちを救い、神の子どもとするために、神様が最初から用意されていた究極の愛のご計画なのです。

2. それに引き続いて起こる出来事がある

エマオへ向かう弟子たちは、復活の主と気付かぬまま、イエス様と歩いていましたが、後に「心が燃えていたではないか」と語り合いました。十字架と復活は、それで完結して終わるものではありません。絶望していた心に、神の命の火がともされる「新しい物語」の始まりなのです。

イエス様と共に歩むとき、私たちの内側にも、冷めた心を燃え立たせる新しい何かが必ず引き起こされます。

3. リアルな主キリストの臨在がある

復活は空想話ではありません。イエス様は「幽霊には肉も骨もないが、わたしにはある」と言って手足の傷を見せ、焼いた魚まで食べられました。十字架も復活も、目撃者が存在し、歴史にも記録されているリアルな出来事なのです。

この、今も生きておられるリアルな救い主、イエス様という土台があるからこそ、私たちは複雑な現代社会の中でも、決して一人ではなく、確信を持って歩んでいけるのです。

4. 新たな悔い改め、救い、力の物語の始まり!

イエス様は、罪の赦しを得させる悔い改めが世界に広まること、そして、「いと高き所からの力」である聖霊を送ることを約束されました。

私たちは自分の力だけで頑張る必要はありません。罪を悔い改めて救いを体験し、神の子とされ、神様から与えられる聖霊の力を着せられて歩む人生が、ここから始まるのです。

この新しい力こそが、私たちの毎日を支え、困難を乗り越えさせるのです。この恵みは今、あなたのものです。リアルな復活の主を受け入れ、新しい命の物語を共に歩み始めましょう。

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万代栄嗣

万代栄嗣

(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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