
日本キリスト教団出版局の業務を新会社アイ・パブリッシングが引き継ぐことを発表する日本基督教団のホームページ
日本基督教団は7日、教団の出版事業を行う日本キリスト教団出版局の業務を、1日創業の新会社、株式会社アイ・パブリッシングに引き継ぐと発表した。
同出版局を巡っては、教団が昨年11月、債務超過で経営継続が困難な状態だとして、事業を整理・縮小すると発表。今年1月には、信徒向け月刊誌「信徒の友」と伝道用月刊紙「こころの友」を27年3月号で、季刊誌「礼拝と音楽」を26年4月発売の209号で休刊すると発表していた。
今回の発表は、教団代表役員の雲然俊美議長と、同社代表取締役の佐治一路氏の連名で出された。発表によると、教団と同社は1日付で基本合意書を締結。「緊密に連絡を取り合い、時代の要請に応えるキリスト教文書発行事業を担ってまいります」としている。
同社では今後、書籍の刊行、「信徒の友」「こころの友」の編集に加え、新事業として、若者にも届くデジタルプラットフォームの構築を計画しているという。
同社ホームページの代表あいさつで佐治氏は、「アイ・パブリッシングは、キリスト教文書伝道の豊かな伝統を受け継ぎながら、新しい時代にふさわしいかたちで人々に生きる糧となる言葉を届けるために歩み始めました」と説明。「出版を土台にしながら、新しい技術を柔軟に取り入れ、これからの時代にふさわしいコンテンツを提供してまいります」としている。
同社の住所は、東京・西早稲田の日本キリスト教会館4階。4月から7月までは、仮事務所を同会館3階に置くという。