2026年2月8日22時38分

グラミー賞3冠のジェリー・ロール、授賞式で「イエスは全ての人のためにおられる」

グラミー賞3冠のジェリー・ロール、授賞式で「イエスは全ての人のためにおられる」
グラミー賞の授賞式で、右手にポケットサイズの聖書、左手に受賞トロフィーを持ち、イエス・キリストへの信仰を大胆に語るジェリー・ロール(画像:同賞の配信動画より)

2026年のグラミー賞で3冠に輝いたジェリー・ロール(41)は、生中継やライブ配信を通じて数百万人が視聴した授賞式で、「誰でもイエスとの関係を持つことができるのです」などと証しし、福音を大胆に語った。

1日に米ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで開催された授賞式で、ロールはアルバム「Beautifully Broken」で最優秀現代カントリー・アルバム賞を受賞。さらに、ブランドン・レイクと共演した「Hard Fought Hallelujah」で最優秀現代クリスチャン音楽(CCM)パフォーマンス楽曲賞を、シャブージーと共演した「Amen」で最優秀カントリー・デュオ・グループ・パフォーマンス賞を受賞した。

最優秀現代カントリー・アルバム賞の受賞が発表された際、ステージに立ったロールは、自身の人生を変えてくれた存在として、イエス・キリストと妻のアリサ・ディフォードさんに感謝をささげた。

「(スピーチの制限時間で)ステージから降ろされそうになっているのは分かっていますが、これだけは言わせてください。まず何よりもイエス、あなたのお声は聞こえています。主よ、私は耳を傾けています。主よ、私は聞き従います」

ロールはそう語り、ディフォードさんに向けても次ように続けた。

「君がいなければ、私の人生は決して変わることはなかった。死んでいたか、刑務所にいたはずだ。君とイエスがいなければ、私は自ら命を絶っていたでしょう。そのことに感謝します。皆さん、私の人生には、ボロボロな時期がありました。だからこそ、私はこのアルバムを書いたのです。自分にチャンスがあるなんて思ってもいませんでした。どうしようもなく暗いことばかり考えていた日々がありました。私は最低の人間だったのです」

ロールはポケットサイズの聖書を掲げながら、次のように続けた。

「人生のある時期、私にあったのは、これくらいの大きさの聖書、同じくらいの大きさのラジオ、そして縦横が6フィートと8フィート(約1・8と2・4メートル)の独房だけでした。ですが、私はその2つが自分の人生を変えてくれると信じていました。音楽には人生を変える力があると信じていました。そして、神には人生を変える力があると信じていたのです」

「今、皆さんに伝えたいことがあります。イエスは全ての人のためにおられます。イエスは特定の政党に独占されるお方ではありません。イエスはいかなる音楽レーベルに所有されるお方でもありません。イエスはイエスであり、誰もが主との関係を持つことができるのです。主よ、私はあなたを愛しています」

授賞式が行われた会場には、約1万2千人の来場者がおり、またその模様は世界中の数百万人の視聴者に、生中継やライブ配信を通じて伝えられた。

グラミー賞の授賞式でイエス・キリストへの信仰を大胆に語るジェリー・ロール

ロールと共演し受賞したレイクは、自身のインスタグラム(英語)で、その喜びを次のようにつづった。「『Hard Fought Hallelujah』がグラミー賞を受賞しただって!?イエス、感謝します」。レイクは、ロールに対しても感謝の意を表した。

大衆伝道者のフランクリン・グラハム氏は、自身のフェイスブック(英語)で、ロールによる信仰の宣言は授賞式における「唯一の明るい材料」だったとし、次のように述べた。

「(彼は)神の力、すなわち神の言葉がいかに自分の人生を変えたかについて、明確な証しを立てました。この観衆と世界の前で、勇気をもって毅然とした態度を示してくれたジェリー・ロールに感謝します。あなたの言う通りです。イエス・キリストは全ての人のためにおられるのです!」

2024年11月にリリースされた「Hard Fought Hallelujah」は、米ビルボードの主要シングルチャート「ホット100」で初週51位と、クリスチャン音楽としては異例の高順位で登場。その後、米国レコード協会(RIAA)からプラチナ認定もされた。ビルボードのクリスチャン音楽のチャート「ホット・クリスチャン・ソング」では20週にわたって1位を記録し、デジタル楽曲の販売チャートでも首位を獲得している。

ロールとレイクは昨年10月、米国ゴスペル音楽協会(GMA)が主催するドーブ賞でも、「Hard Fought Hallelujah」で3冠を達成。ドーブ賞の授賞式では、世界的な歌手でピアニストのジョン・バティステがピアノ演奏をし、3人でこの曲を披露した。