2026年2月2日22時47分

韓国の合同捜査本部、「新天地」の本部などを家宅捜索 政界との癒着疑惑で

新天地イエス教証しの幕屋聖殿/李萬熙/イ・マンヒ
キリスト教の異端とされる韓国の新興宗教団体「新天地イエス教証しの幕屋聖殿」(新天地)の教祖である李萬熙(イ・マンヒ)総会長(写真:韓国クリスチャントゥデイ)

韓国の検察と警察の合同捜査本部は1月30日、キリスト教の異端とされる同国の新興宗教団体「新天地イエス教証しの幕屋聖殿」(新天地)の本部などを家宅捜索した。

2022年の大統領選挙や24年の国会議員選挙で、保守系最大野党「国民の力」から立候補した尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領(65)を支援するため、多数の信者を同党に集団入党させた公職選挙法違反の疑いがあるという。

韓国の東亜日報によると、ソウル近郊の京畿道(キョンギド)果川(クァチョン)市にある新天地の本部のほか、教祖である李萬熙(イ・マンヒ)総会長(94)が居住しているとされる京畿道加平(カピョン)郡の「平和の宮殿」や、李氏の秘書の自宅などを捜索した。

合同捜査本部は1月6日、世界平和統一家庭連合(旧統一協会)や新天地などと政界の癒着を捜査する目的で設置された。今回の家宅捜索は、合同捜査本部が設置されてから初めての強制捜査。

韓国の朝鮮日報は、新天地の支派(地域)長を務めていた人物の話として、21年から25年までの間に、新天地の信者5万人が国民の力に集団入党していたと伝えている。