2025年12月22日22時54分

独り子なる神がもたらされたいのち 万代栄嗣

コラムニスト : 万代栄嗣

神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。(ヨハネの手紙第一4章9、10節)

独り子なる救い主をこの世に送ってくださり、私たちに救いと癒やしを体験させてくださる神の恵みに感謝します。今日の聖書箇所から、私たち一人一人が神様と向き合うことができるように、真の神様が独り子なる救い主をこの世に送ってくださったことを喜び感謝したいと思います。

天下広しと言えども、私たちの魂を救うことのできるお方は、このイエス・キリスト以外にはいません。その方によって神は、私たちにいのちを得させてくださいました。その与えられた “いのち” の中身について、5つ内容を理解しましょう。

1. キリストが下さった “いのち!” →神の子どもとしての特権

イエス・キリストを信じることによって、神の子どもとしてのいのちが与えられていることを感謝しましょう。イエス様を信じるとき、親のない孤独な人がいなくなるのです。私たちは神の家族の一員であり、神の子どもとしての特権が与えられているのです。特権が保証されたいのちを喜ぼうではありませんか。

2. キリストが下さった “いのち!” →永遠のいのち

永遠のいのちがもたらされることは、すごいことだと思いませんか。クリスチャンになると、地上での体を通して生きる人間としてのいのちだけでなく、永遠のいのちが与えられると言うのです。これは、クリスチャンとしての大きな確信であり、私たちが死を迎えてもそれで終わらず、父の御元である天国へ導き入れられることを感謝したいと思います。

3. キリストが下さった “いのち!” →神の愛

私たちのいのちが、物理的に生きているだけでなく、神の愛に満たされていることを感謝したいと思います。キリストが来られたことによって、愛する者のために自分のいのちを与えることができる愛があることを知るのです。イエス・キリストによって与えられたいのちによって、神の愛が私たちに示され、注がれていることを感謝したいと思います。

4. キリストが下さった “いのち!” →世に対する勝利

神によって生まれた者には、世に勝つ勝利の信仰が与えられたことを感謝したいと思います。クリスチャンでも全てがうまくいくわけではありませんが、困難や試練があっても、主は既に世に勝っておられる勝利の主であり、主を信じる私たちにも勝利が与えられているのです。クリスチャンとしてのいのちに与えられている勝利の人生に感謝しましょう。

5. キリストが下さった “いのち!” →祈り願うことの成就

私たちは、祈り願うことは成就するという、与えられたいのちが現在進行形であることを感謝したいと思います。主は、世に対する勝利を具体化してくださいます。どのように具体化されるのでしょうか。私たちが神の御心に適う祈りをするならば、どのような祈りも必ず成就するのです。

主は私たちにこの恵みのいのちを与えてくださいました。主の証し人として歩み、大きく用いられるために、病からも解放され、癒やされるよう祈りましょう。

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万代栄嗣

万代栄嗣

(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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