「菅野さんは、いつも幸せそうですね」と言ってくださる方がいます。自分自身と比べて、私が幸せそうに見えるのだそうです。
私は毎日、神と共に必死に生きています。その多くが戦いの日々です。神に助けられて、今日があるのです。だから「もし神を知らなかったら、あなたより悩み苦しんでいると思いますよ」と言います。
現実を直視し、そのただ中に神をお迎えし、神と共に生きるなら、重荷は神が背負ってくださるし、神が共に戦ってくださるし、神がマイナスをプラスに変えてくださるので、ピンチがチャンスになるのです。
私をそばで見ておられる人の中には、戦いが多いし、たくさんの仕事をしているので、私が倒れないかと心配してくれる人もいます。決して無理はしていませんが、全力投球で生きているだけです。
幸せに生きるためには、何の魔法もテクニックもありません。神により頼み、神と共に生きるだけです。
「主われを愛す」という賛美歌があります。
主われを愛す 主は強ければ
われ弱くとも 恐れはあらじJesus loves me! This I know,
For the Bible tells me so.
Little ones to Him belong;
They are weak, but He is strong.
この事実を思うたびに泣けてきます。主は強いお方なので、私は弱くても、恐れはないのです。これは強がりでも、片意地を張っているのでもありません。目に見えない神と共に生きる自然体な生き方なのです。
私は、世界一幸せであることを自負しています。しかし、誰が一番幸せかなんて、どうやったら分かるのでしょう。だから「幸せに見えるだけじゃないですか!? 私には、あなたの方がよっぽど恵まれた環境に生きていると思いますよ。恵まれている事実を数えてください。それに気付いたら、幸せになると思いますよ」と言います。
その時、もし恵まれていないと感じたとしても「神が私と共におられる」ことをプラスしたら、幸せ指数は右肩上がりに上がるはずです。あなたは愛されています。これは事実です。そして、その神が共におられるのです。それでどうして、幸せじゃない人生が生きられるでしょうか。
私たちは幸せを自覚し、それを分かち合うために生かされているのです。
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