2025年11月28日10時16分

幸せを感じる秘訣 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

「菅野さんは、いつも幸せそうですね」と言ってくださる方がいます。自分自身と比べて、私が幸せそうに見えるのだそうです。

私は毎日、神と共に必死に生きています。その多くが戦いの日々です。神に助けられて、今日があるのです。だから「もし神を知らなかったら、あなたより悩み苦しんでいると思いますよ」と言います。

現実を直視し、そのただ中に神をお迎えし、神と共に生きるなら、重荷は神が背負ってくださるし、神が共に戦ってくださるし、神がマイナスをプラスに変えてくださるので、ピンチがチャンスになるのです。

私をそばで見ておられる人の中には、戦いが多いし、たくさんの仕事をしているので、私が倒れないかと心配してくれる人もいます。決して無理はしていませんが、全力投球で生きているだけです。

幸せに生きるためには、何の魔法もテクニックもありません。神により頼み、神と共に生きるだけです。

「主われを愛す」という賛美歌があります。

主われを愛す 主は強ければ
われ弱くとも 恐れはあらじ

Jesus loves me! This I know,
For the Bible tells me so.
Little ones to Him belong;
They are weak, but He is strong.

この事実を思うたびに泣けてきます。主は強いお方なので、私は弱くても、恐れはないのです。これは強がりでも、片意地を張っているのでもありません。目に見えない神と共に生きる自然体な生き方なのです。

私は、世界一幸せであることを自負しています。しかし、誰が一番幸せかなんて、どうやったら分かるのでしょう。だから「幸せに見えるだけじゃないですか!? 私には、あなたの方がよっぽど恵まれた環境に生きていると思いますよ。恵まれている事実を数えてください。それに気付いたら、幸せになると思いますよ」と言います。

その時、もし恵まれていないと感じたとしても「神が私と共におられる」ことをプラスしたら、幸せ指数は右肩上がりに上がるはずです。あなたは愛されています。これは事実です。そして、その神が共におられるのです。それでどうして、幸せじゃない人生が生きられるでしょうか。

私たちは幸せを自覚し、それを分かち合うために生かされているのです。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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