2025年9月1日10時51分

主キリストと共にある私たちの毎日 万代栄嗣

コラムニスト : 万代栄嗣

これは、主が設けられた日である。この日を楽しみ喜ぼう。(詩篇118篇24節)

ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵みです。(1コリント15章10節)

暑さの続く毎日ですが、健康を増し加えていただき、ニコニコ・ワクワクして、主によって祝福されて歩んでまいりましょう。皆さん、ご存じでしょうか。語呂合わせが好きな日本人は、「今日は何の日?」として、毎日何かしらの記念日を設けています。そこで、今日まず皆さんに問いかけたいことは・・・

1. あなたにとって今日一日はどんな一日?

私たちは、ともすると毎日を代わり映えのしない日々として歩んでしまいます。しかし、その一日一日の積み重ねが人生ですから、どうでもよい一日が積み重なると、結果、どうでもよい一生になりかねません。

おおげさに頑張る必要はありませんが、せめて今日一日を良い一日として歩むべきではありませんか。同じ一日であっても、なんとなく終わってしまう味気ない一日ではなく、恵みの一日、救いの日として味わいながら一日一日を歩むことができるとしたら、凡人である私たちであっても、きっと幸せになれると思いませんか。

詩篇118:24には、神様が与えてくださったこの日を喜び楽しもう、と書かれています。神様を信じるということは、縁起を担いだり、お守り代わりに宗教に属したりするようなことではありません。

弱さを抱えた私たちは、人生で自分の力ではどうしようもない出来事に出会うことがしばしばありますが、たとえそんな時でも、いのちの与え主である神様と共に歩んでいるなら、力が与えられ、一日一日を恵みの日として歩むことができるのです。

2. 聖書が教えるあなたの毎日を変える方法!

聖書は、弱い私たちでも変わることができ、一日一日が充実した毎日になる方法を教えています。パウロという人物はクリスチャンになる前、教会を迫害し、クリスチャンを捕らえて拷問にかけ、死に至らせていた人物でした。現代で言えば死刑囚とも言えるパウロですが、キリストと出会うことで、その人生は劇的に変えられました。

キリストの弟子となり、全世界に神への信仰と愛と希望を伝え、パウロの書いた書物は多く聖書に残されるほどにまでなりました。聖書ははっきりと、救い主キリストと出会うことで人生は変えられると伝えています。

人間は神様からいのちと同時に自由も与えられましたが、私たちはその使い方を誤り、争いや欲望を生み出してしまいました。罪に汚れている私たちですが、そんな私たちの罪の身代わりとなってキリストは死んでくださり、私たちを罪から救い出してくださいました。この救い主キリストを心の中に受け入れて信じるならば、私たちの罪は取り除かれ、人生が変えられるのです。

3. あなたの毎日を変えてくださる主キリスト!

単に今日という日が「どこかの何かの記念日」というのではなく、今日があなたにとって本当に恵みの日であり、あなたの人生が変えられた救いの日だ、という体験をすることができるのです。

救い主イエス・キリストを信じるなら、あなたの毎日が変わります。成り行き任せに生きるのではなく、感謝と喜びに満たされた一日一日を歩もうではありませんか。どこかの誰かにとってではなく「あなたにとって」今日が本当に恵みと祝福の一日となることを願います。

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万代栄嗣

万代栄嗣

(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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