近未来の日本を描くアクションドラマがTBSで金曜22時から放送中です。日本はその時、謎のドラッグ「DOPE」がまん延…。その服用者らによる凶悪な犯罪・事件が多発しています。
そんな「DOPE」と服用犯罪者らを取り締まり、事件に立ち向かうのが特捜課。そして、その特捜課の新人・才木(高橋海人さん演じる)と教育係の陣内(中村倫也さん演じる)が【バディ】を組みますが、2人は、考え方も正反対で、相性がマジ最悪…ながらもチームの面々と共に、巨悪に挑んでいく!!
さて、特捜課の〔先輩〕陣内と〔新入り〕才木は、バディを組んだは良いが、正反対。まさに「正反対バディ」です。
で、最後。聖書に出てくる「正反対バディ」に注目して終わります。それが、皆さんご存じ、有名なペテロとヨハネです。そう、あの12弟子のペテロとヨハネです。
ご存じ、12弟子のリーダー格ペテロと、イエス様に愛されたヨハネですが、実はこの2人がある時、特別に「バディ」を組んだことがあります。その記述が、新約聖書・ルカの福音書22章8節~です。
ここで、イエス様によって、ペテロとヨハネが「バディ」を組まされ、ある【使命】に向かうのですが…。ご存じの方はご存じ、この2人「正反対バディ」です。
まず、ペテロはけっこうな年をとっていたといわれ、ヨハネは若かったといわれます。それから、同じ状況にあっても、ペテロは湖に飛び込む男だけど、ヨハネは飛び込まない男でした(新約聖書・ヨハネの福音書21章)。
また、同20章によると、ペテロは足が遅かったけど、ヨハネは速かった(ペテロより)です。あと、ペテロにはコネがなかったけど、ヨハネにはすごいコネがあったと思われます(同18章16節)。
そんな違う点の多いペテロとヨハネが「正反対バディ」を組まされて、イエス様による【使命】を果たしました。そして、その流れで、有名な「最後の晩餐」→「イエス様の十字架」へと歴史は進んでいきます。
今日、「正反対バディ」の活躍により実現した「最後の晩餐」、そして「イエス様の十字架」に思いをはせましょう。それは、あなたのため…。あなたを贖(あがな)い出すためでした。
そのためにこそ、主は2千年前、カルバリの十字架にかかってくださったのです。アーメン。
しかし、彼は私たちの背きのために刺され、私たちの咎(とが)のために砕かれたのだ。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、その打ち傷のゆえに、私たちは癒やされた。(旧約聖書・イザヤ書53章5節)
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