2025年7月18日15時23分

信仰は感情や感覚によらない 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

人を動かす要素で、大切な面の一つは感情です。牧師が講壇で説教したり、クリスチャンが生活の中で証しをするときに、感情が豊かな状態であると、キリストの福音が伝わりやすくなるかもしれません。問題を抱え込むのではなく、神様に全てを委ね、いつも心の軽い状態でいられたら最高ですが、そうもいきません。

あるクリスチャンの知人が、私の気分が良いのを見て「今日は聖霊充満ですね」と言ってくれたことがあります。また、ある教会に行って説教を語る奉仕をしたら、とても盛り上がりました。集会後に「今日の集会はとても良かったです。神様がいました」とあいさつに来てくれた人がいました。

しかし、気分が良ければ聖霊充満で、集会が盛り上がれば、神様がいるということになると、反対に、気分がさえなければ、聖霊に満たされていないとか、集会が盛り上がらなければ、神様がいないなどということになってしまい、正しくないと思います。聖霊に満たされたり、神様がおられたりするかどうかは、感覚で決まるものではありません。

目で見えず、耳で聞こえず、手で触れることができなくても、聖霊に満たしてくださると信じているならば、聖霊に満たされます。また、主を信じ、主の御名によって集会を行っているならば、聖書が語る通りに、神様が共におられるのです。

仮に、集会が盛り上がらないとしても、聖書を真っすぐに語り、会衆が神の言葉を信じるならば、そこに神が満ち満ちておられるのです。神を信じた結果、感情が豊かになり、聖霊に満たされ、集会が盛り上がることはありますが、その感覚で判断すると、信仰から逸れてしまうことがあります。

感じたら信じる、というのが信仰ではなく、信じたら分かる、というのが信仰です。感情や感覚で判断しないで、今あなたが置かれている場所で神を信じ、イエス様をお招きし、イエス様と共に歩んでいきましょう。

神様は、目で見えず、耳で聞こえず、手で触れることができなくても、いつも共にいてくださるのです。まず神を信じ、そして、神を信じ続けましょう。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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