2025年6月11日07時07分

安らぎの中で体験する勝利 加治太郎

コラムニスト : 加治太郎

第八日にはマナセの子たちのつかさ、パダヅルの子ガマリエル。その供え物は銀のさら一つ、その重さは百三十シケル、銀の鉢一つ、これは七十シケル、共に聖所のシケルによる。この二つには素祭に使う油を混ぜた麦粉を満たしていた。 また十シケルの金の杯一つ、これには薫香を満たしていた。 また燔祭に使う若い雄牛一頭、雄羊一頭、一歳の雄の小羊一頭。 罪祭に使う雄やぎ一頭。 酬恩祭の犠牲に使う雄牛二頭、雄羊五頭、雄やぎ五頭、一歳の雄の小羊五頭であって、これはパダヅルの子ガマリエルの供え物であった。(民数記7:54~59)

私たちが日々キリストの勝利を体験することを妨げているものは何でしょうか。

自分の努力で勝利を得ようと、もがいていることはありませんか。私たちは、信仰により、キリストにより、すでに勝利しているのです(参照・ローマ8:37)。ですから、私たちはいつも安息の中で、勝利の立場から行動できます。何という素晴らしい恵みでしょうか。

私たちの魂、心の状態はどうでしょうか。いつも心が落ち着かず、否定的な考えに影響を受けてしまうことはありませんか。勝利を体験する方法の一つは、安息に入ることを選択することです。

キリストによって、すでに勝利が与えられていることを信じ、その勝利を黙想し、告白し、宣言することです。すると、悪魔からの攻撃は消え失せ、私たちは心の安らぎを体験することができます。

この恵みを体験するために必要なことはただ一つ、御言葉を信じることです(参照・ローマ16:20、ヨハネ6:29)。私たちが悪魔に心を明け渡す者になるか、それとも神様の勝利を体験する者になるか。その勝敗が、実はこの選択にかかっているのです。

私たちは今日、キリストにあってすでに勝利を得ていることを覚え、その勝利を信じ、告白し続けましょう。私たちの魂が栄えれば、他の全ても共に栄えるのです(参照・ヨハネ3:2)。御言葉を信じ、主の勝利を日々体験する者とならせていただきましょう。

GOD BLESS YOU!

◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。