
わたしを愛する人はわたしの父に愛され、わたしもその人を愛し、わたし自身を彼に現します。(ヨハネの福音書14章21節)
キリストを愛する人とは、誰でしょうか。聖書には、まず先に神が人を愛されたとあります。愛とは、神から始まり、私たちはキリストの十字架を通して神の愛と救いを知ることができます。
キリストを愛する人とは、聖書に書かれている神の言葉を信じて、実践していく人です。神からの祝福と恵みを受けると、感謝が生まれ、神のご性質がその人を通して現れ、神の似姿に変えられていきます。
「イエスがキリストであると信じる者はだれでも、神によって生まれたのです。生んでくださった方を愛する者はだれでも、その方によって生まれた者をも愛します。私たちが神を愛してその命令を守るなら、そのことによって、私たちが神の子どもたちを愛していることがわかります。神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません。なぜなら、神によって生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか」(ヨハネの手紙第一5章1〜5節)
イエスが神の御子キリストだと信じる者は、同じ信仰者を愛します。神の命令を守ることとは「あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい」(ルカ10:27)という命令を守ることであり、それにより、愛が明らかにされます。
神を賛美し、日々を過ごすうちに、神の愛と御国の希望を人々に伝えたいという情熱が与えられます。世にあっては困難があっても、真の神を信じる信仰により、世の勝利者として、天の御国に凱旋する者となります。
全ての栄光と誉れが、私たちの神イエスにありますように。
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【書籍のご紹介】
クリスチャン漫画家のさとうまさこさん(清瀬キングダムチャーチ執事)がこのほど、新約聖書・ヨハネの福音書を忠実に描いた聖書漫画『聖書のイエス』を出版しました。

『聖書のイエス』は、前作の『キリストの言葉』をリメイクし、水彩画とPCグラフィックを多用して全ページにわたって色調補正が行われ、芸術性の高い作品となっています。新共同訳聖書と新改訳聖書に準拠して聖書の内容を忠実に再現し、色彩豊かなフルカラー漫画にしたことで「絵本のような聖書漫画」となり、イエスの時代をイメージしながら聖書の世界に入れます。
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