2009年4月9日12時20分

クリストファー・サン氏、24日に東京で講演 VIP明治大主催

第5回首都圏キリスト教大会最終日、主講師であるサン氏の呼びかけに応えて講壇の前で祈りをささげる会衆=06年5月14日、東京・青山学院講堂で

 「日本クリストファー・サン国際大会」(2010年、東京で開催予定)を前に、主講師であるクリストファー・サン氏の講演会が24日午後6時から、東京都千代田区の明治大学アカデミーコモンで行われる。サン氏はこれまで、首都圏にある100の教会や団体が協力し延べ2700人を動員した「第5回首都圏キリスト教大会」(06年)の主講師などを務めてきた。インターナショナルVIPクラブ明治大学が主催する。



 昨年4月に大阪市中央公会堂で開催された「大阪クリストファー・サン国際大会2008」では、地元の88教会が協力。1000人収容の大ホールは満席となった。



 東京での伝道大会開催は、サン氏の最大の願いでもある。韓国とともに日本とも親近感の深い台湾で生まれたサン氏は、日本宣教に人一倍の重荷を感じている。組織も財源も派手なアトラクションもないが、聖書そのものを真実に解き明かすサン氏のメッセージが同大会最大の特徴だ。



 中国系アメリカ人であるサン氏は、1984年にクリストファー・サン伝道協会(CSEA)を設立し、米国を初め、カナダやロシア、カザフスタン、オランダ、マレーシア、フィリピン、台湾、韓国、香港、インドなど世界の各地を巡って福音を伝え続けている。



 05年より日本での伝道に力を入れ、「第5回首都圏キリスト教大会」(06年)、「第45回東京イースターのつどい」(07年)、「大阪府民イースター」(07年、08年)、「仙台圏キリスト教大会」(07年)、「クリストファー・サン熊本キリスト教大会」(08年)のほか全国各地の大会でメッセージを伝えている。今年7月11〜12日には、6500人収容の旭川大雪アリーナで開催される「旭川ゴスペルナイト」でメッセージを伝える。



 1953年台湾生まれ。中原基督教大学(建築学士)、カリフォルニア大学バークレー校(同修士)、フラー神学大学(神学修士)、カリフォルニア神学大学院(哲学博士)を修了。同伝道協会は本部を米カリフォルニア州アルカディアに置き、世界福音同盟(WEA)、米国福音同盟(NAE)、福音主義会計基準(ECFA)などに加盟している。



 講演会は60人限定。入場料1000円。問い合わせは、インターナショナルVIPクラブ明治大学(080・3129・3286、担当:秋山晶代)。