2025年3月7日21時15分

主は生きておられる(235)昭和は遠くなっていく 平林けい子

コラムニスト : 平林けい子

昭和は遠くなっていく

何年生まれ?
昭和9年
私たちから
国民学校1年生
第二次世界大戦
「ほしがりません 勝つまでは」
習字で書いて家の入り口に貼った

戦争が終わって一番うれしかったのは
部屋に電気をつけられること
私は明かりを求め続けていた

私の心にも
イエス・キリスト
という明かりがついた

今 昭和は遠くなっていく
戦争の苦しさ悲しさは消えかかり
世界中が超高速で回転している
この惑星に生きている大人子ども動植物
あらゆる生きものの変化の速さ

昭和は貧しかった
不便だった
でものんびりだった

物があふれかえっている今
人は変化に追いつくために生きている
何もかも変わり過ぎ

イエス・キリストは 昨日も今日も
とこしえに変わることがありません
この主の言葉にハレルヤ

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◇

平林けい子

平林けい子

(ひらばやし・けいこ)

1934年京都に生まれ、京都府に在住。同志社大学文学部英文科卒業。1男2女の母。長女が小学校入学を機会に好きな英語をもう一度学びたいと思ったとき、奇しくも今の教会の英会話クラスのちらしを見る。聖書を開き、ヒューマニストだと思っていた自分が仮面をかぶった罪人だと分かった。罪を悔い改めて受洗。しかし、真の神に出会ったのはそのあとの試練の真っただ中だった。主の奇跡を次から次にいただき今に至る。30年間家で中高生向けの英語塾を、13年間町の公民館で中高年の人たちに中級英会話クラスを担当。教会の英会話クラススタッフは38年になる。趣味は、読書。福音書を読む以外は詩、エッセイを読んだり書いたりすること。海外旅行、動物が大好き。京都府・長岡福音自由教会員。フェイスブックはこちら。著書に『主は生きておられる』。