2025年1月17日10時42分

「やる人」になろう! 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

「やる」。これに尽きます。

しかし、ただ何でもかんでもやればいいという意味ではありません。まず自分を知り、自分の使命を知った上で、今ここでやるべきこと、求められていること、やらずにはおれないことをやるという意味です。

よく自分探しの旅をする人がいますが、探しても探してもなかなか見つからないばかりか、かえって人生の迷路にはまって迷っている人を知っています。

①私は誰なのか?
②どこから来たのか?
③どこに向かって生きているのか?
④何のために生きているのか?

この4つの問いに対して、聖書の中から答えを見つけました。

①私は、神によって造られ、生かされ、愛されている。
②私は、神のもとから来た。
③私は、神のもとに帰る。
④私は、幸せになることと、神の栄光を現すために生かされている。

おのずと、人を愛すること、伝道すること、神の御心を行うことがやるべきことだと分かります。それに対して優先順位をつけ、神に祈りながらやるだけです。

「とにかくやる人」の中には、明確な基準がないけれどやる人がいます。一方で、明確な基準を持っていないのでやれない人がいます。

問題なのは、明確な基準を持っているのにやらない人です。やるべきであり、やらなければいけないと知っているのにやらないのです。やらない理由を並べて、やろうとしないのです。その人は、人生がうまくいっていないので、やる力もないのですが、ますます人生が空回りし、うまくいかなくなります。

あれこれ考えず、つべこべ言わず、やってみたらよいのです。やってみたら「やりたくない」と思っていた気持ちが切り替わり、「やってよかった」と思うものです。

一歩踏み出す勇気が必要なのです。やり出したら、人生が好循環するようになり、さらに勢いがつくのでますますやるようになり、いいことずくめです。

新しい年に、新しい目標を持ったら、まずは3日坊主でもいいから始めてください。3日坊主でも、4日目からまた、3日、3日、3日と続けていけば、やがてそれが習慣になり、人生そのものになっていきます。

とにかくやってみましょう。新しい年は、「やる人」にならせていただきましょう。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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