2024年11月5日13時39分

主は生きておられる(231)死を近く生きる 平林けい子

コラムニスト : 平林けい子

死を近く生きる

まさか卒寿まで生きるとは
卒寿にふさわしい
知恵 理性 品性 体力もない私に
卒寿がやって来た
90年を振り返る

国民学校1年から5年まで戦争中
欲しがりません 勝つまでは
頑張らされた
敗戦 もう電気を付けられる
一番うれしかった
大人になって心の中に
明かりがともった
永遠に生きる明かり
戦争だって奪えない

罪の中を生きていた
私のために
十字架にかかり、3日目に復活され
今も生きて働いてくださる
イエス様
奇跡の出会い
イエス様と共に歩む毎日
死を近く生きる毎日

今日も冒険
主は何をさせてくださるか
わくわくする

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平林けい子

平林けい子

(ひらばやし・けいこ)

1934年京都に生まれ、京都府に在住。同志社大学文学部英文科卒業。1男2女の母。長女が小学校入学を機会に好きな英語をもう一度学びたいと思ったとき、奇しくも今の教会の英会話クラスのちらしを見る。聖書を開き、ヒューマニストだと思っていた自分が仮面をかぶった罪人だと分かった。罪を悔い改めて受洗。しかし、真の神に出会ったのはそのあとの試練の真っただ中だった。主の奇跡を次から次にいただき今に至る。30年間家で中高生向けの英語塾を、13年間町の公民館で中高年の人たちに中級英会話クラスを担当。教会の英会話クラススタッフは38年になる。趣味は、読書。福音書を読む以外は詩、エッセイを読んだり書いたりすること。海外旅行、動物が大好き。京都府・長岡福音自由教会員。フェイスブックはこちら。著書に『主は生きておられる』。