2024年8月27日15時17分

主は生きておられる(228)心の苦みが消えた 平林けい子

コラムニスト : 平林けい子

心の苦みが消えた

聖日の朝 いつもの教会で
いつもの席で 礼拝をささげる
礼拝後 兄姉と食事を共に
味わい 笑い 心通い合う
車で家に送ってもらう

心暗くなるときもある
天の御国に引っ越したい
イエス様はまだお呼びではない

90年の人生を振り返る
永遠の滅びの淵に
落ちていて当然の私
今この瞬間に生かされている
主の憐れみの深さ大きさを思う
考えているうち
心の中の苦さが ぜんぶ消えた

広い空間に主イエス様と二人
さわやかな風が吹いている
主が良くしてくださったこと
思い出すごとに 苦みが消える
イエス様の声
「さあ 行きなさい」
出て行って伝えよう
私の救い主 真の神様を

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平林けい子

平林けい子

(ひらばやし・けいこ)

1934年京都に生まれ、京都府に在住。同志社大学文学部英文科卒業。1男2女の母。長女が小学校入学を機会に好きな英語をもう一度学びたいと思ったとき、奇しくも今の教会の英会話クラスのちらしを見る。聖書を開き、ヒューマニストだと思っていた自分が仮面をかぶった罪人だと分かった。罪を悔い改めて受洗。しかし、真の神に出会ったのはそのあとの試練の真っただ中だった。主の奇跡を次から次にいただき今に至る。30年間家で中高生向けの英語塾を、13年間町の公民館で中高年の人たちに中級英会話クラスを担当。教会の英会話クラススタッフは38年になる。趣味は、読書。福音書を読む以外は詩、エッセイを読んだり書いたりすること。海外旅行、動物が大好き。京都府・長岡福音自由教会員。フェイスブックはこちら。著書に『主は生きておられる』。