2024年8月16日10時50分

ワールドミッションレポート(8月16日):カンボジアのために祈ろう

執筆者 : 石野博

ワールドミッションレポート(8月16日):カンボジアのために祈ろう
アンコール・ワット(写真:Pushish Images / Shutterstock)

霊的な闇はカンボジアに根強く残っている。多くの祠(ほこら)、真理に反対する仏教の強力な支配力、モラルの喪失がまん延しているのだ。それを取り除くことができるのは祈りだけだ。

魂の敵は、ひどい虐待と抑圧的な貧困の下で人々を苦しめている。麻薬と性風俗産業は多くの人々を支配している。犯罪者は、たくさんいる無防備な子どもや若者を搾取しようとつけ狙っている。富と権力を持つ人々による土地の強奪は、多数を犠牲にして、ほんの少数の人々を豊かにしている。

カンボジアはまた、農業、漁業、水管理、教育などのプロジェクトで外部からの支援を必要としている。キリスト者は司法、リハビリ、孤児院、医療、開発の分野で変化をもたらす可能性を秘めている。

カンボジアの個人の生活と全ての社会構造に福音の光が照らされるよう祈っていただきたい。

■ カンボジアの宗教人口
プロテスタント 1・7%
カトリック 0・2%
仏教 83・3%
イスラム 2・3%

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石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。