2024年8月10日09時43分

ワールドミッションレポート(8月10日):パプアニューギニアで今年30万人以上が洗礼を受けた!

執筆者 : 石野博

パプアニューギニアから驚きの朗報だ。なんと今年、30万人以上のパプアニューギニア人が洗礼を受けたのだ!

アドベンチスト・トゥデイが報じたところによると、洗礼式は「パプアニューギニア(PNG)フォー・クライスト」として知られる一連のイベントの一環で行われた。2週間のキャンペーンツアーには、セブンスデー・アドベンチスト世界教会会長のテッド・ウィルソン牧師が参加した。彼は福音を伝えるためにパプアニューギニア各地を回ったのだ。

南太平洋支部とパプアニューギニア・ユニオン・ミッションからの最新の情報によると、パプアニューギニアではこれまでに27万8369人がキリストを信じてバプテスマを受けた。それでもこの数は、2千カ所以上あるサイトのうち約52%しか報告されていない数字だという。これはまさに主の奇跡だとしかいいようがない。1週間後、この発表に続きウィルソン氏は、30万人以上がバプテスマを受けたことを明らかにした。

氏によれば、PNGの取り組みは、人々が福音を理解できるように聖書の真理を注意深く指導したという。さらに彼は「今回の集団バプテスマは、聖霊の力がパプアニューギニアに注がれている証拠です」と述べた。

あまりに多くの人々がバプテスマを受けたため、千人を収容するプールを作らなければならなかったほどだ。これは自分の信仰を表したいという新しい信者の願望がどれほど大きいものなのかを示している。

麻薬王がマリファナを焼却廃棄してバプテスマを受けたり、囚人が呼びかけに応じたり、村全体がアドベンチストであることを宣言したり、癒やしを受けたり、人々が母国語での福音プレゼンテーションを理解したりしたと報告されているのだ。

南太平洋のパプアニューギニアで聖霊が激しく働いている。このリバイバルのために働き人が必要だ。リバイバルの継続とともに、牧師や奉仕者、弟子となる者がたくさん起こされるように祈っていただきたい。

■ パプアニューギニアの宗教人口
プロテスタント 58・54%
カトリック 26・49%
イスラム 0・04%
儒教 0・02%

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石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。