2024年7月16日09時43分

ワールドミッションレポート(7月16日):オランダ 屈強な男たちが次々に救われる

執筆者 : 石野博

オランダのエルブルグ地方で宣教活動をしているヨアンケ・コスター夫妻は、彼らのミニストリーに小さなリバイバルが起こっていると報告している。

「元ドラッグディーラー、サッカー選手、舗装工など、タフな男たちが信仰を持ち、多くの人がバプテスマを受けています。特に、アルファコースは急速に成長しています。現在、参加者は35人で、ほとんどが若者です。急激に人が増えているので、この地域に9つの家の教会を建てることができます」

彼らの間で起きていることは、巨漢の舗装工であるフランクという青年の回心によって引き起こされた。これによって多くの新しい信者が生まれたのだ。

「彼らは彼の家で朝の4時半まで祈り、歌い、聖書を学び、翌日にはまたバプテスマを受ける者が起こされ、これは現在も続いている運動なのです」「他の地域でも同じことが起こっています。小さなリバイバルの連鎖が起こっているのです」

小さな群れでも臆することはない。聖霊の風は己(おの)が好むところに、縦横無尽に吹く。オランダの片隅で起きているこのリバイバルが、国全体に及ぶような大きな霊的うねりとなるよう祈っていただきたい。

■ オランダの宗教人口
プロテスタント 18・3%
カトリック 25・7%
ユダヤ教 0・2%
イスラム 5・5%
無神論 46・9%

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石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。