2024年4月25日15時21分

ワールドミッションレポート(4月25日):コモロ諸島のために祈ろう

執筆者 : 石野博

世界宣教祈祷課題(5月24日):コモロ諸島
コモロの首都モロニ(写真:Woodlouse)

アフリカ大陸とマダガスカル島の間にコモロ諸島がある。住民の大多数は混血のアラブ人イスラム教徒で、フランス人やインド人の中にはキリスト教徒もいる。

1973年以前はほとんど伝道されていなかった。近年はイスラム原理主義が台頭している。しかし、世俗イスラム教徒のほとんどが魔術や呪い、霊媒といったオカルトに手を染めている。

多くの若者たちには希望がほとんどなく、社会での生活に幻滅している。彼らは、島を出ることに憧れを抱き、麻薬やセックスによって慰めを見いだそうとしている。これらの若者が、全ての人に希望を与える福音を聞く機会を得ることができるように祈ろう。

コモロではものみの塔などの異端派もはびこる中、アッセンブリー教団などペンテコステ派が活躍している。彼らがますますコモロの人々の救霊に励むように祈っていただきたい。

■ コモロ諸島の宗教人口
イスラム 97・8%
プロテスタント 0・3%
カトリック 0・6%

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石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。