2024年4月12日09時25分

ワールドミッションレポート(4月12日):コスタリカの教会の弟子化のために祈ろう

執筆者 : 石野博

コスタリカの福音派は人口の15%を占めるまでに成長し、ラテンアメリカで最も効果的な宣教運動の一つを確立した。しかし、教会には祈りが必要だ。

ほとんどのコスタリカの教会は、新会員を獲得することには長けているが、彼らをうまく弟子化させることができていない。牧師たちは最低限の収入で生き延びており、援助もほとんどないため、一貫した牧会ケアを提供するのに苦労している。教会員は、しばしば困難な時期に離脱したり、別の教会に移ったりする。

コスタリカでは、効果的かつ持続可能な教会活動と弟子作りのモデルが必要だ。成長著しいコスタリカ教会は今、「量」よりも「質」が求められている。新生の信者が力強くコスタリカの教会を導いていけるように祈っていただきたい。

■ コスタリカの宗教人口
プロテスタント 17・1%
カトリック 73・3%

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石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。