2024年4月2日11時42分

篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(168)聖書と考える「ドキュメント72時間」

コラムニスト : 篠原元

NHKで放送中の有名なドキュメンタリー番組「ドキュメント72時間」。もうご存じの方も多いと思いますが、1つの場所で、三日三晩(つまり72時間)取材してくるのです。そう、3日間の[定点観測]、ある時は病院、ある時は空港、ある時はホテル、そしてコインランドリーなど・・・。

72時間じっくり粘って、そこに来る人々の生き方、生きざまに耳を傾ける、結構考えさせられるドキュメンタリー、金曜22時です!

この番組はもうお分かりの通り、3日間、つまり72時間にわたる取材、要するに【三日三晩の定点観測】です。三日三晩の取材・定点観測の結果が、毎放送につながってきています。

さて、最後に。世界のベストセラー・聖書で、【三日三晩】といえば・・・。それは、預言者ヨナと魚の三日三晩です。旧約聖書・ヨナ書を読むと、ヨナが三日三晩も大魚の腹の中にいて、その腹の中で祈るなどしていたということが分かります。

そして、最後の最後に、もう一つ。聖書で【三日三晩】といえば・・・。皆さんご存じの、イエス様の復活です!!

一昨日の日曜日(3月31日)は全国の教会で、復活のイエス様を礼拝し、主の復活がメッセージで語られたことでしょう。そう、イエス様はまさに、3日目に復活されました。そしてそのことを、あらかじめ預言されていたのです。

有名ではないかもですが、あとで新約聖書・マタイの福音書12章をご覧ください。イエス様は、復活(十字架刑)のかなり前に、すでに復活のことを宣言しておられました。その際の、聖書の訳がズバリ「三日三晩」なのです。

皆さん。あなたを愛し、あなたを救うために、イエス様は十字架上で死んでくださり、そして3日目に復活してくださいました。これこそ、歴史上の事実であり、あなたのための私のための[救いの歴史]です。

世の人は主の復活を、主の十字架と3日目の復活の事実を受け入れることが、なかなかできないかもしれません。でも事実、日曜日(3月31日)に全国の教会で語られたように、主は「三日三晩地の中におられ、そして復活し、今も生きておられる」・・・これが事実であり、私たちが信じる真理です。

ですから、私たちは信じて、今日も宣言してまいりましょう。「そうです、イエス・キリスト様は復活され、今も生きておられます!アーメン」

「ヨナは三日三晩大魚の腹の中にいましたが、同様に、人の子も三日三晩、地の中にいるからです」(マタイの福音書12章40節)

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篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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