2024年3月17日18時08分

ワールドミッションレポート(3月17日):エチオピア ラマダン中のオロモ人のために祈ろう

執筆者 : 石野博

オロモ人のコミュニティーは、エチオピアに129ある民族グループの一つだ。オロモ族は12の言語グループに分かれており、世界中にいる総人口は4380万人になる。そのほとんどがエチオピアに住んでおり、エチオピアで最も大きく、最も広く住んでいる民族グループである。

エチオピア以外ではケニア、エジプト、ソマリアなどにもオロモ人がいる。彼らの約半分がイスラム教徒で、シャフル・マダハブを信奉している。残りの半分はキリスト教徒で、伝統主義者も少数いる。

オロモ人は4世紀ほど前にアフリカの角からエチオピアに移住してきたと考えられている。オロミア文化の特徴はガダア制度で、それはオロモ社会の政治的安定、経済発展、社会活動、文化的義務、道徳的責任、宗教的秩序の哲学を規定する土着の(民主的な)社会政治システムである。

オモロ人の半数を占めるイスラム教徒が、このラマダン中に不思議な方法で主イエスに導かれるように祈っていただきたい。

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石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。