2024年2月8日09時31分

ワールドミッションレポート(2月8日):米国 洗礼を受けた瞬間、視力が回復して癒やされる

執筆者 : 石野博

米国の教会で、洗礼を受けた男性の視力が瞬時に回復されたという驚くべき証しだ。ジェームズ・ドレイン氏が再び目が見えるようになったと気付いた瞬間が、インスタグラムで共有された。

ジェームズ・ドレイン氏は長年、多発性硬化症(MS)と闘ってきた。15年前、彼は化学工場での仕事が原因で視力障害も発症してしまった。その工場の幾つかは、メタノールを含む製品を扱っているが、このメタノールは失明を引き起こす可能性があるのだ。

約8年前、彼の視力はすでに運転免許を返上しなければならないほど悪化しており、医師は工場での仕事をやめるよう忠告した。左目は完全に失明し、右目の視力も落ちていた。「当時は、まるで万華鏡を通して不完全な画像を見ているようでした」と振り返る。しかし、昨年の8月14日、全てが変わったのだ。

「その日、教会に入ったとき、私の視力は健常な状態から比べると、左目は0%、右目は14%程度の視力しかありませんでした。ところがあの夜、教会の建物を出たとき、私の目は完全に見えるようになっていたのです! あの日以来、これほどよく見えるようになったことは今までありません!」

ジェームズは、バプテスマを受けると決めたとき、完全に自らをささげたいと思ったという。「自分の人生をイエスにささげ、主の御心にお任せしたいと心から思いました。特に癒やしを求めていたわけではありません。そんなことは考えてもいなかった」

しかしジェームズが水から上がった瞬間に何が起こったのか、ぜひ映像を見てほしい。その時の彼の表情が全てを物語っている。

ジェームズは「自分に起きた癒やしは、自分だけのためではなく、イエスを信じる全ての人々が、イエスの御名によって大胆になることを促すものになることを願っています」と語った。

ハレルヤ!主イエスは、十字架の上で死んで、墓に葬られ、3日目によみがえって今も生きている。そう、主は今も生きて働かれるのだ。ジェームズがそうであったように、私たちは大胆に信仰の手を伸ばして主に近づこう。

多くの人々がジェームズの証しによって励まされ、救いを得ることができるように祈っていただきたい。

■ 米国の宗教人口
プロテスタント 35・3%
カトリック 21・2%
正教 1・7%
ユダヤ教 1・7%
イスラム 1・6%
無神論 16・5%

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石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。