2024年2月2日08時41分

形より心が大切 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

私が年間200回以上路上で福音を伝える「路傍伝道ネットワーク」の目標は、参加する一人一人が「いつでも、どこでも、誰にでも伝道できる人になる」ことです。

賛美チームが中心になって、路上ライブ形式で伝道をしています。しかし、それが普遍的な形となり、それ以外の形ではできない、やりたくないということは起こってほしくないです。

現状では、今のやり方がベストです。しかし、メンバーが変わり、場所が変わり、シチュエーションが変わったら、臨機応変に形を変えてやっていくべきです。大切なことは「いつでも、どこでも、誰にでも」命を懸けて伝道できることだと思います。

教会の礼拝スタイルも普遍化されがちです。「トラディショナルスタイル」「リタージカルスタイル」「コンテンポラリースタイル」「リバイバルスタイル」それらの「ミックススタイル」などがあります。「アメリカ教会スタイル」「アフリカ教会スタイル」「韓国教会スタイル」などがあります。

しかし、これが一番というのはありません。大切なのは、スタイルではなく心であり、その動機です。神様を心からたたえ、栄光を帰す心からささげる礼拝なら、どれも素晴らしいのです。

形や見た目にとらわれやすい世の中に生きているのではないかと思います。何を着て、何を食べるかよりも、神を第一に考えて生きていきたいものです。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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