2024年1月11日15時37分

ワールドミッションレポート(1月11日):ジブチのために祈ろう

執筆者 : 石野博

ワールドミッションレポート(1月11日):ジブチのために祈ろう
首都のジブチ市

アフリカ東部の「アフリカの角」に位置する乾燥した灌木地のジブチは、1977年にフランスから独立を果たす。今は平和を享受しているが、深刻な社会・経済問題に苦しんでいる。国家的な問題には、広範な飢饉、極度の失業、人身売買、売春、薬物乱用などがある。西側の軍隊の存在は、平穏で安全な雰囲気を作り出すのに役立っている。ジブチを自国の価値観に従わせようとするイスラム主義者の声が、現在の自由を破壊しないよう祈ろう。

イスラム教は国家の宗教であり、ほとんど全ての国民の宗教でもあるが、外国人にはかなりの信仰の自由がある。改宗は厳密には違法ではないが、推奨されていない。改宗に関心を持つだけでも、激しい迫害を受ける危険性がある。

ジブチの福音化と国家的、社会的、経済的安定のために祈っていただきたい。

■ ジブチの宗教人口
イスラム 97・03%
プロテスタント 0・14%
カトリック 0・8%
エチオピア正教 0・81%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。