2023年12月17日17時44分

ワールドミッションレポート(12月17日):HIVに疲弊するエスワティニのために祈ろう

執筆者 : 石野博

エイズウイルスは何十年もの間、この国の人口と健康に壊滅的な打撃を与えてきた。最近の報告によると、成人の27%がHIV陽性であり、これは世界で最も高い割合となる。その結果、エスワティニの平均寿命は大幅に短くなった。また多くの家庭がシングルマザーの家庭であり、長男が母子家庭を導いている。

エスワティニでの伝道や伝道についての話は、HIV患者への伝道や予防の支援について取り扱わなければ何の役にも立たない。エイズ患者の癒やしのために祈ろう。

実践的で恵み深い方法で示される本物のクリスチャンの愛は、多くの人々を主に導くことができる。全ての教会が、エイズ患者の肉体的、精神的、霊的なニーズに取り組まなければならない。

課題の多いエスワティニだが、福音がこの国を救いに導くよう祈っていただきたい。

■ エスワティニの宗教人口
プロテスタント 58・7%
カトリック 24・7%
土着の宗教 12・2%
イスラム 1%

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石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。