2023年10月28日12時17分

主は生きておられる(219)白い帽子とえんじの帽子 平林けい子

コラムニスト : 平林けい子

白い帽子とえんじの帽子

この白い帽子
焼けつくような今年の夏
出かけるときは ほとんどかぶった
何度も洗い何度も漂白

この帽子 3人の子どもたちの
小中高校の運動会にはいつも使った
誰彼なしに
“頑張れ!”と応援した運動会を
思い出させてくれる

次は冬の帽子
毛糸で編んだえんじ色の帽子
丸型のあたたかい帽子

生活が苦しかったあの頃
寒くても一日も休まず
10年間公民館へ走った

英語塾で私を待っている生徒たち
一人一人のために祈りながら
自転車で走れたのはこの帽子のおかげ

たかが帽子 されど帽子
2つの帽子を下さったのはイエス様
イエス様のあたたかさで
抱きかかえられる

<<前回へ     次回へ>>

◇

平林けい子

平林けい子

(ひらばやし・けいこ)

1934年京都に生まれ、京都府に在住。同志社大学文学部英文科卒業。1男2女の母。長女が小学校入学を機会に好きな英語をもう一度学びたいと思ったとき、奇しくも今の教会の英会話クラスのちらしを見る。聖書を開き、ヒューマニストだと思っていた自分が仮面をかぶった罪人だと分かった。罪を悔い改めて受洗。しかし、真の神に出会ったのはそのあとの試練の真っただ中だった。主の奇跡を次から次にいただき今に至る。30年間家で中高生向けの英語塾を、13年間町の公民館で中高年の人たちに中級英会話クラスを担当。教会の英会話クラススタッフは38年になる。趣味は、読書。福音書を読む以外は詩、エッセイを読んだり書いたりすること。海外旅行、動物が大好き。京都府・長岡福音自由教会員。フェイスブックはこちら。著書に『主は生きておられる』。