2023年8月11日05時55分

イエス様と共に生きるとは 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

復活のイエス様と出会い、聖霊に満たされる前のペテロは、自分の思いが先行してしまう人でした。イエス様から「サタンよ、退け!」と叱られたときのペテロは、イエス様をそっちのけにしていました。

使徒パウロも、かつては自分の思いと正義感が先行していた人でした。しかし、キリストと共に十字架にかけられて死んだことを自覚し、主と共に働く人へと変えられました。

クリスチャンの人生において大切なのは、自分の思いや正義感が先行することではなく、その自分に死んで、イエス様と共に生きて、働くことです。

べタニヤのマリヤがイエス様から褒められたのは、ただじっと座って何もしなかったからではありません。やるべきことがあれば、それをやるべきです。マリヤが褒められたのは、自分の思いを横に置いて、まずイエス様の足元に座り、その声に耳を傾けたからです。

姉のマルタは、イエス様よりも自分の思いが先行し、その御声を聴くことができていませんでした。私たちが大切にすべきことは、まずイエス様の声を聴くこと、そして、イエス様と共に生きることです。

仮に良いことをしても、イエス様そっちのけで孤軍奮闘では的外れであり、自己中心という罪なのです。罪とは、神から離れた状態を指すからです。

今日、全てのことをイエス様と共に行い、全ての時間をイエス様と共に過ごし、絶えず祈りながら生きていきましょう。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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