2023年8月4日08時14分

つらいの原因は「イ・カボデ」 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

聖書は、私たち人間は「神の神殿である」と教えます。

「あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか」(1コリント3:16)

幸・不幸は、どこにいて、何をしているかよりも、誰と共にいるかによるのではないかと思います。私の中に神の御霊が宿っているなら、どこにいて、何をしていようと、そこが天国になります。

祭司であるエリは、神の臨在を象徴する「神の契約の箱」が奪われ、2人の息子「ホフニとピネハス」が死んだことを聞いたとき、がっかりして首を折って死にました。

ピネハスの妻は身ごもっていて、出産間近でしたが、神の契約の箱が奪われ、しゅうととホフニ、さらに旦那までもが死んだと聞いて、気力を失いました。

そして「栄光がイスラエルから去った」と言って、生まれた子に「イ・カボデ」と名づけました。神の神殿である私たちから神の御霊が去った状態は「イ・カボデ」です。

私たちの人生で感じる空しさ、つらさ、恐れなどの主原因は「イ・カボデ」です。イエス様を信じ、心の中に神の御霊を頂いて歩んでいきましょう。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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