2023年4月13日10時30分

世界宣教祈祷課題(4月13日):キリバス

執筆者 : 奥山実

死刑法案めぐり南太平洋の島国キリバスで論争、教会指導者は批判
キリバスの議会(写真:Dr. Blofeld)

キリバスは、太平洋上に位置するギルバート諸島、フェニックス諸島、そしてライン諸島の一部からなる人口およそ11万人の国家だ。1979年に英国から独立を果たした。

人口の大半がキリスト教徒だが、信仰は形骸化している。かつて強力だった会衆派教会はゆっくりと衰退し、教会員は減少の一途をたどっている。タラワの神学大学は、リベラルの影響が強くもはや聖書的ではない。彼らが聖書へ回帰するよう祈ろう。

名目主義や伝統的な悪霊的なオカルトがあまりにも一般化している。アルコールや薬物依存などの社会問題もある。

アッセンブリー教団などが伝道に励んでいる。これらの教団が一致して伝道に励み、キリバスにリバイバルが起こされるよう祈っていただきたい。

■ キリバスの宗教人口
プロテスタント 40・9%
単立 1・2%
カトリック 55・4%
バハイ 1・0%