2023年2月10日12時05分

主が導いてくださる 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

聖書には「言うべきことは、そのときに聖霊が教えてくださる」(ルカの福音書12章12節)と書かれています。

これは100パーセント真理です。しかし、日頃から聖書を読んで、自分の心が養われることに努め、伝道や説教の備えをしておくことも同時に必要です。

何もしなくて「棚から牡丹餅」を待つようではいけないのです。「備えあれば憂いなし」です。

また「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」というように、失敗してもいいから、備えるとともに語り続けることです。その上で神が、必要な時に、必要なものを備えてくださることを信じ、心配しないことです。

聖書を暗記し、それを実体験し、例話を引き出しに入れて備えていると、神様は蓄えられているものから、全く新しいレシピを組み立て、料理してくださいます。そして「これを語れ!」と導かれるのです。

牧師になりたての頃、私は明治乳業とクラブネッツカードの営業の仕事をしていました。朝食や昼食を挟みましたが、実働10時間でした。

その中で、行き詰まったり、疲れたりしてしまうことがありましたが、いつも神に祈り、神に相談して、神から助けを頂きながら営業に回りました。あらかじめプレゼンの準備をし、備えをしていますが、営業トークを神様が助けてくださり、毎回驚かされました。

日頃から備えをするとともに、神様を信頼し、神様が助けてくださることを信じて、仕事、人間関係、伝道に励んでいきましょう。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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