2022年10月25日10時28分

篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(93)聖書と考えるテレビアニメ「それいけ!アンパンマン」

コラムニスト : 篠原元

皆さんご存じのアンパンマン。そのアンパンマンが、今もテレビで放送されていることに、正直、個人的にですがビックリしました。確か、ずっと昔見ていたはず・・・。

もし童心に帰りたい方、懐かしさに浸りたい方、あの歌をもう1度聞きたいという方・・・おられましたら、テレビアニメ「それいけ!アンパンマン」は、日テレで金曜日午前10時55分かららしいですよ!(ちょっと、働くおとなにとっては時間的に難しいですけれどね・・・)

さてここで、違うテレビ番組の話にはなるのですが、先日、某番組を見ました。そしたら、20代前半の女性(女子大生)が取り上げられていました。

彼女は、関西の某私立大学(お笑いタレントの山里亮太さん、福田麻貴さんの母校ですが)の応援団のチアガール・・・ではなくて、なんと、女子でありながら、160人を導く第100代目の団長さんなんです!

22歳の細っい、普通のオシャレが好きな女の子が、いかつい男たちも含む団員160人を率いる姿が放送されていました。で、その中で、彼女が年に1度必ず行くという場所が紹介されていました。皆さん、どこだと思いますか。

22歳女子大生、今どきの若い女子、そして大学の応援団長・・・が、年に1度絶対に行くところ。高級フレンチ? 秘境温泉? ラグジュアリーサロン? 人気観光スポット?

いいえ、違います。ってかこのままだと、今日のテーマである「それいけ!アンパンマン」から離れ過ぎちゃいます。そう、成人している女性、そして某大応援団長である彼女が毎年絶対に行く場所とは、ズバリ、神戸にある【神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール】。

3歳の頃、大好きになったアンパンマンの《世界》に、22歳の彼女は毎年出かけるわけです。その理由が、良かった!

皆さん、彼女はですね、初心に返る・初心を忘れないために毎年行くそうですよ、そこに。つまり、アンパンマンの「自分を犠牲にしてでも誰かを助けてあげる」「自分よりも他人を」の姿が、応援団の〔他人のために頑張る精神〕とつながる・・・。

皆さん、長くなりましたが、最後に。やなせたかしさんの作品「アンパンマン」、まさに犠牲ですよね。そして、私たちの愛なる救い主イエス・キリスト様こそ「世界最高の犠牲」を払われた、いや払ってくださったお方ですね。

主イエス様は、あなたの救いのため、私の救いのため、仕える者の姿をとり、人間と同じようになってくださいました。そしてあの日、私たちのため十字架につけられ、血を流して死んでくださった・・・。

世界で一番の犠牲を払ってくださった愛する主・・・。この主に感謝して、今日も一日過ごしてまいりましょう、アーメン。

「キリストは、神の御姿であられるのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。人としての姿をもって現れ、 自らを低くして、死にまで、それも十字架の死にまで従われました」(新約聖書・ピリピ人への手紙2章6節~8節)

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お知らせ

現在、筆者・篠原元の連載小説『追う者』が、エブリスタなどで掲載中です(4サイト)。小学生時代の事件で心身に大きな傷を負い、母を早くに亡くし、絶望の底から、夜(闇)の世界に足を踏み入れた女性【主人公】の回復の物語です。あわせてこちらもどうぞ。

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篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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