2022年9月13日10時37分

篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(87)聖書と考える「鬼滅の刃」

コラムニスト : 篠原元

鬼滅の刃。超有名なマンガ作品(コミックス全23巻の累計発行部数は1億5千万部突破)で、テレビアニメ化もされ、劇場アニメ化もされました。その他にも、ゲームに玩具、舞台にと、多くの人に影響を与えている作品です。それで今日は、「鬼滅の刃」の大ブーム(大ヒット)により日本中に広まった言葉、【全集中】に注目したいと思います。

子どもから大人まで、いや、それだけではなく、国会で当時の総理大臣が「全集中で取り組む」と発言。また議員たちも「全集中」という言葉を使って質問するほどになったわけですが・・・。皆さん。私たちは、何に【全集中】するべきでしょうか。

もちろん、「鬼滅の刃」の中での【全集中】の意味(使われ方)とは違う意味ですが、私たちが日々の日常生活で、何に【全集中】すべきか。最後に、世界のベストセラーである聖書から受け取ってまいります。

聖書は宣言しています。

「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい」(新約聖書・へブル人への手紙12章2節)

また、大使徒パウロは、弟子であるテモテに命じました。

「私の福音に言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい」(新約聖書・テモテへの手紙第二2章8節)

そうです。聖書は宣言しています。イエス様から目を離さないでいなさいと。イエス様のことをいつも思っていなさいと。

皆さん。世間はものすごいスピードで変化していっています。また、毎日のように凶悪な事件が起こっています。そして、私たちの人生にも問題がたくさんあります。「人生は一冊の問題集」と表現されるほどです。

そんな中でも私たちは、世間でもなく、問題でもなく、悪いニュースでもなく、ただただ、主イエス様に【全集中】していくわけです。それが、世界のベストセラーである聖書の教えです。つまり、私たちの集中、意識、思いが、常に主イエス様であるということです。

イエス様よりも集中しているもの、イエス様よりも熱中している、イエス様よりも大好きになっているものがあったら、それは問題です。また、イエス様よりも、周りの変化・世の中の動き・目の前の問題・・・に集中してしまっているとしたら、それも問題です。

私たちは【全集中】します! 信仰の創始者であり完成者であるお方、つまり、私たちを救ってくださったお方に、そう、私たちが心から愛するべきお方に。

今日、私たちは【全集中】します! あなたの問題を解決してくださる、あなたの病気を癒やしてくださる、悪い事件などからあなたを守ってくださる、イエス様に。

今日、イエス様に【全集中】してまいりましょう。アーメン!

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お知らせ

現在、筆者・篠原元の連載小説『追う者』が、エブリスタなどで掲載中です(4サイト)。小学生時代の事件で心身に大きな傷を負い、母を早くに亡くし、絶望の底から、夜(闇)の世界に足を踏み入れた女性【主人公】の回復の物語です。あわせてこちらもどうぞ。

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篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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