2022年8月19日11時49分

主は生きておられる(201)戦争でも私の光を奪えない 平林けい子

コラムニスト : 平林けい子

戦争でも私の光を奪えない

終戦記念日

77年前の今日
国民学校5年生だった私

やっと戦争が終わった
「もうモンペをはかなくてよい」
姉はうれしそうに言った

恐がりの私
一番うれしかったのは
明かりが漏れないように
電灯に黒い布をかぶせずに
夜どの部屋にも
電気をつけられること

私にとって世の中が明るくなった

大人になって
心の中にまことの光がともった

イエス様の光

米寿の今まで輝き続け
私の人生の道を
照らし続けてくださった

この光は 戦争だって奪えない

真の光と共に歩める
この幸いに感謝の言葉が尽きることはない

<<前回へ     次回へ>>

◇

平林けい子

平林けい子

(ひらばやし・けいこ)

1934年京都に生まれ、京都府に在住。同志社大学文学部英文科卒業。1男2女の母。長女が小学校入学を機会に好きな英語をもう一度学びたいと思ったとき、奇しくも今の教会の英会話クラスのちらしを見る。聖書を開き、ヒューマニストだと思っていた自分が仮面をかぶった罪人だと分かった。罪を悔い改めて受洗。しかし、真の神に出会ったのはそのあとの試練の真っただ中だった。主の奇跡を次から次にいただき今に至る。30年間家で中高生向けの英語塾を、13年間町の公民館で中高年の人たちに中級英会話クラスを担当。教会の英会話クラススタッフは38年になる。趣味は、読書。福音書を読む以外は詩、エッセイを読んだり書いたりすること。海外旅行、動物が大好き。京都府・長岡福音自由教会員。フェイスブックはこちら。著書に『主は生きておられる』。