2022年6月17日20時05分

ラムゼイ・ハント症候群告白のジャスティン・ビーバー「イエス様が僕と共にいてくれる」

ラムゼイ・ハント症候群告白のジャスティン・ビーバー「イエス様が僕と共にいてくれる」
ラムゼイ・ハント症候群と診断され顔面神経まひを発症したことを明かすジャスティン・ビーバー=10日(画像:インスタグラムに投稿された動画より)

カナダ出身の人気ポップ歌手ジャスティン・ビーバー(28)が、ラムゼイ・ハント症候群により発症した顔面神経まひと闘う中、自身のキリスト教信仰が支えとなり、平安を与えてくれていると語った。

ビーバーは13日、自身のインスタグラムを更新し、イエスが「嵐のただ中」にあっても共にいてくれるとファンに報告した。

ラムゼイ・ハント症候群は、耳や顔面、口の周囲の神経に影響を与える水痘・帯状疱疹(ほうしん)ウイルスに起因する合併症。ビーバーは10日、インスタグラムに3分弱の動画(英語)を投稿し、この病気により顔の右側半分がまひしてしまい、現在行っているワールドツアーのうち、幾つかの公演を延期することを明かしていた。

ビーバーはこの時、2億4千万人いるインスタグラムのフォロワーに、「みんな愛している。僕のために祈ってほしい」と頼んでいたが、13日の投稿では「良くなっている」とし、神の中に「慰めを見いだしている」と伝えた。

「人生のこの時になって、嵐はやってきては去っていくものだと分かるようになった」

「イエス様は、嵐のただ中でも僕と共にいてくれることを、思い出させ続けてくれる。嵐が問題ではないんだ。僕たちは決して一人じゃないし、彼は僕たちのことを理解してくれているんだ」

ビーバーは、この困難な経験によって、神が自分のすべてを知っており、自分を愛し続けてくれていることをあらためて感じたという。

「イエス様は、誰にも知られたくないような僕の暗い部分も知っていて、いつも僕をその愛の腕の中に迎え入れてくれるんだ」

また、現在の病気が永遠に続くわけではないことを信じていると言い、「この視点は、僕が直面しているこの恐ろしい嵐の中で平安を与えてくれた」と伝えた。「この嵐は過ぎ去るし、その間、イエス様が僕と共にいてくれるということを、僕は知っているんだ」