2009年1月19日18時44分

ビリー・グラハム牧師、自宅近くの教会に転籍


 【CJC=東京】テキサス州ダラスのファースト・バプテスト教会は、米国の著名な大衆伝道者ビリー・グラハム牧師の所属教会として有名だったが、同氏も90歳、ノースカロライナ州モントリートの自宅に近いサウスカロライナ州スパータンバーグズのファースト・バプテスト教会に転籍を決意、昨年のクリスマスイブに同教会のドナルド・ウイルトン牧師と会って転籍を申し出、28日に教会員が投票で受け入れを決めた。



 グラハム氏は、1953年ダラスのコットンボウルで最初のクルセードを開催した際に、当時W・A・クリズウエル牧師が担当していた教会は広く南部バプテスト連盟内では代表的な教会と目されていた。ただグラハム氏はダラスには居住せず、各地の教会に出席していた。夫人に先立たれ、病いがちになった最近ではスパータンバーグ教会の礼拝をテレビで見ているという。



 同教会のウイルトン牧師は、ビリー・グラハム伝道協会の催しで説教もしたことがあり、グラハム氏と親しく、モントリートの自宅を定期的に訪問している。