2022年4月28日10時54分

世界宣教祈祷課題(4月28日):アフガニスタン

執筆者 : 奥山実

タリバン/アフガニスタン/カブール
アフガニスタンの首都カブールを高機動多用途装輪車両に乗って巡回するタリバン兵=2021年8月17日(写真:ボイス・オブ・アメリカ)

世界の注目がウクライナに集まっているが、アフガニスタンの惨状も決して無視できない。アフガンの信者から寄せられた報告によれば、タリバンの支配から半年以上たつ今、身近なところでも餓死者数が増えているという。

人々は、家族の食料を確保するため、子どもを人身売買に渡している。仕事もなく、彼らは世界から見捨てられたように感じて絶望している。この信者は「私たちの声を聞いてほしい」と叫んでいる。

タリバン政権の終焉(しゅうえん)と、アフガンの人々、特に同信の兄姉らの守りとアフガンでの救霊の業が実を結ぶよう祈っていただきたい。

■ アフガニスタンの宗教人口
イスラム 99・6%
プロテスタント 0・06%
カトリック 0・01%
正教会関係 0・28%