2022年4月24日20時15分

「わたしは世の光です」 さとうまさこの漫画コラム(33)

コラムニスト : さとうまさこ

復活の朝 さとうまさこの漫画コラム(33)
『まんが 新約聖書ヨハネの福音書 キリストの言葉』より

またイエスは道の途中で、生まれつきの盲人を見られた。弟子たちは彼についてイエスに質問して言った。「先生。彼が盲目に生まれついたのは、だれが罪を犯したからですか。この人ですか。その両親ですか。」(ヨハネ9:1、2)

ここでイエスは、罪と呪いについて答えられました。「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現れるためです」(同3)

アダムとエバがエデンの園にいたときには、病も飢餓も、争いも死もありませんでした。しかし、アダムとエバが罪を犯し、エデンの園を追放されてからは、世界に病がまん延し、飢餓が起こり、争いが絶えず、死の恐怖に支配されるようになりました。

罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。(ローマ6:23)

この闇に、イエス・キリストは世の光として来られました。キリストを信じる者は救われ、癒やされ、闇から光に移されます。永遠の命を得て、天の御国に入れられます。これが救いの福音です。

イエスはまた彼らに語って言われた。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」(ヨハネ8:12)

世の光であるイエスから目を離すことなく、この世の旅路を歩んでいきましょう。

<<前回へ     次回へ>>

◇

さとうまさこ

さとうまさこ

1990年、ちばてつやプロダクションに入社。イエス・キリストに出会い、91年に受洗。98年から週刊少年マガジン連載漫画家のアシスタントを務め、2010年に聖書漫画家として活動を開始。日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ執事、キングダム出版イラストレーター。著書に『まんが 新約聖書ヨハネの福音書 キリストの言葉』『イエス最後の7日間』『天路歴程』『イエス・キリストの誕生』ほか。