2021年12月21日11時08分

篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(49)聖書から解説→クリスマスはキリスト生誕日ではない

コラムニスト : 篠原元

今週は、世間で言う「クリスマス」ですね。クリスマスと言えば、普段教会に行っている人にとっても、全然教会に行っていない人にとっても⦅キリストの誕生日⦆。

まぁ、ほとんどの人が、真心から主イエス様の誕生日としてイエス様をお祝いし、イエス様を礼拝しているわけではないのですけどね。ただ、プレゼントやら騒ぎやら不品行やらがあふれた世俗的な汚れた日になりつつあります。

さて、興ざめさせてしまうかもしれませんが、クリスマス、つまり12月のその時期は、結論から言うとキリストの生誕日ではありません。聖書全体を学び抜くと、キリストの生誕季節は冬ではないと分かります。また、聖書全体(66巻)に「クリスマス」という記述はありません。

時間、スペースがないので、聖書全体から分かっていることだけを記します。

① キリストの生誕季節は、旧約聖書・レビ23章で神様が定めた「仮庵(かりいお)の祭り」の季節である。

よって、イエス・キリストが処女マリヤの胎内から出てきたのは、クリスマスの季節でなく、秋であるということになります。

② クリスマスの季節、つまり冬ごろに処女マリヤは妊娠した。

③ ①と②を合わせると、次の通りです。処女マリヤの妊娠が冬季であり、十月十日後、つまり秋にキリストは処女マリヤの子として誕生された。

これが聖書全体(特に旧約聖書・歴代誌、新約聖書・ルカの福音書)を学んで、学んで、学び抜くと分かることです。参考動画として以下の動画をご紹介しますので、興味のある方はどうぞ。

■ 2021年12月5日・日曜礼拝「ヒ・カ・リ」篠原隆牧師(ユーチューブ)

最後に。主イエス様のご生誕が、世間で騒がれる12月のクリスマスでなくとも、主イエス様がこの世に、私たち全人類のために人の姿で来てくださったのは事実です。

今日、このクリスマスの1週間。私たちは真に主を知る者として、主イエス様に感謝をささげ、賛美をささげ、祈りをささげ、イエス様に喜んでいただきたいですね。

唯一の救い主・イエス様に栄光あれ!!

*

冬、クリスマスの時期に……。

神の予知とご計画の中で結ばれていく男女2人。そして、その先に待ち受ける、闇と光!?

現在、ヒューマンドラマ小説【追う者】連載中。クリスマスシーズン&年末年始は、おうちで読書の時間を!

■ 【追う者】第十三章 結われる絆 ~始まる再会後の日々~ ① 第二巻 ①(alphapolis.co.jp)

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篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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