2021年10月15日16時39分

主にある人生はハッピーエンドの映画のよう 菅野直基

コラムニスト : 菅野直基

聖書は私たちの人生脚本について「わざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ」と語ります。

「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。――主の御告げ――それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ」(エレミヤ29:11)

最初から最後まで「わざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのもの」であるとよいのですが、そうは神様という問屋が卸しません。また、幸せだけ、楽しいだけだとたぶん面白くないと思います。神様は時に試練を与え、私たちを神様に近づけようとされます。そして、痛みを経験することで人の痛みを理解できるようにさせてくれますし、さらに、神様によって慰められることで、その慰めをもって他者を慰められるようにしてくださるのです。

「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。こうして、私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです」(2コリント1:4)

あなたはどういう人生脚本がよいですか?

1)今は良いけれど、後で悲しい結末が待っている
2)今も後も、悲しみしかない
3)今は悲しみもたくさんあるけれど、万事相働きて益となり、ハッピーエンドが待っている

3のハッピーエンドの映画のように、途中ではいろいろなことが起こるけれど、最後は最高の状態で終わり、天国と神様の報いが待っている人生。これが、神様が私たちに定められた人生脚本なのです。将来の祝福を楽しみにしながら、希望を持って平安な心で生きていきましょう。

あなたは、一回だけの人生という映画のヒーローであり、ヒロインなのです。脇役ではありません。神様の光というスポットライトを浴びながら、堂々と生きていきましょう。

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菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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