2021年7月15日15時34分

主は生きておられる(180)私は路面電車 平林けい子

コラムニスト : 平林けい子

私は路面電車

日を重ねるごとに老いを知る
今日は曇り空 道行く人の足は
いつもより重たそう
路面電車の私は
新しい朝を迎え
ゆっくり ゆっくり
出発進行

おや 新幹線の息子も
スタートした
起きてから寝るまで
何をしても
はやい はやい
路面電車の
何倍はやいだろう

私の一日と息子の一日
ノロノロ運転とラピッド運転
ともに素晴らしい
両方ともイエス様の
線路の上を走っている
路面電車も新幹線も
主の守りと祝福に
もれることはなく
今日も走る

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【書籍紹介】

主は生きておられる(180)私は路面電車 平林けい子

平林けい子著『主は生きておられる』

試練の中、共におられる神に出会った体験をつづったエッセイと、神への感謝を高らかに歌う詩集の二部構成からなる、二重に恵まれる証し集です。生きて働く神様を体験したい方はもちろん、神様と出会ってほしい方へのプレゼントにもお薦めの一冊です。

定価:1300円(税別)
四六判・242ページ

ご注文は全国の書店・キリスト教書店、アマゾン、またはイーグレープのホームページにて。

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平林けい子

平林けい子

(ひらばやし・けいこ)

1934年京都に生まれ、京都府に在住。同志社大学文学部英文科卒業。1男2女の母。長女が小学校入学を機会に好きな英語をもう一度学びたいと思ったとき、奇しくも今の教会の英会話クラスのちらしを見る。聖書を開き、ヒューマニストだと思っていた自分が仮面をかぶった罪人だと分かった。罪を悔い改めて受洗。しかし、真の神に出会ったのはそのあとの試練の真っただ中だった。主の奇跡を次から次にいただき今に至る。30年間家で中高生向けの英語塾を、13年間町の公民館で中高年の人たちに中級英会話クラスを担当。教会の英会話クラススタッフは38年になる。趣味は、読書。福音書を読む以外は詩、エッセイを読んだり書いたりすること。海外旅行、動物が大好き。京都府・長岡福音自由教会員。フェイスブックはこちら。著書に『主は生きておられる』。