2021年6月29日15時15分

篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(24)聖書とウーバーイーツ

コラムニスト : 篠原元

ウーバーイーツ。2016年から日本でもサービスが開始された出前&宅配のサービス。家から出ずに注文して、届けてもらって、食べられる・・・。便利なんでしょうね。配達員だった人に聞いたところ、注文するのは若くて一人暮らしっぽい男性と女性が多いそうです。で、その人曰く、マックの注文が多いと・・・。

さて、「フードデリバリー」といえば、旧約聖書の1列王記17章ですね。このように書かれています。

幾羽かの烏が、朝になると彼のところにパンと肉とを運んで来、また、夕方になるとパンと肉とを運んで来た。(17:6)

有名な預言者エリヤに、実際に起こったことです。身を隠したエリヤに、カラスが朝夕、肉とパンを運んできた。これ、古代版ウーバーイーツ?

最後に。これは、カラスがエリヤのために勝手にウーバーイーツをやったのでもなく、エリヤがある方法でカラスにパンと肉を注文したのでもなく・・・愛であり全能である私たちの主イエス様の御業なのです!

聖書には、こう書かれています。

わたしは烏に、そこであなたを養うように命じた。(17:4)

神である主は、動物に命令をすることが可能です。そして神様は、あの時はカラスにパンと肉とを運ばせて、エリヤを養わせました。愛なる神様は、あなたのことも養ってくださいます。あなたにも今日良くしてくださいます。

神様は今日、どんな方法(どんな人、どんな動物)を使ってあなたに良くしてくださるでしょうか? 楽しみですね。養ってくださる愛なるお父様にハレルヤ!

烏のことを考えてみなさい。蒔きもせず、刈り入れもせず、納屋も倉もありません。けれども、神が彼らを養っていてくださいます。あなたがたは、鳥よりも、はるかにすぐれたものです。(新約聖書・ルカの福音書12:24)

連載小説のお知らせ

今週もミニコラムをお読みいただきありがとうございます。さて、併せてご紹介させていただきます。現在、長編小説【追う者】を NOVEL DAYS さんなど4サイトにて連載させていただいております。

結婚式直前の20代女子。振り返る昔の日々、ある夜突如追い迫ってきた2つの影、砕かれた魂と身体、一瞬で消え去る未来像と生じる復讐(ふくしゅう)の焔(ほのお)・・・。そして出会う、真の愛。

このあと、ぜひお読みください。

 ■ 長編小説【追う者】(NOVEL DAYS・アルファポリス・エブリスタ)

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篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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