2021年6月14日11時48分

世界宣教祈祷課題(6月14日):ニジェール

執筆者 : 奥山実

仏シャルリー・エブド紙の抗議激化、西アフリカ・ニジェールではミサ中止に
ニジェールの首都ニアメ=2011年(写真:Jean Rebiffe)

サハラ砂漠の南に位置するニジェールは、1960年にフランスから独立を果たすが、世界の最貧国の一つに数えられている。

イスラム教国ではあるが、他のイスラム国家に比べれば比較的に緩い布教の自由がある。かつて「スーダン内陸部伝道団」といわれた宣教団体SIMや「ユース・ウィズ・ア・ミッション」(YWAM)などの世界的宣教団体が「ニジェール宣教団体協力会」(AMEEN)を設立し、協力的に伝道に励んでいる。

これらの宣教団体と教会とが協力し、福音宣教によってさらに多くのニジェール人の救霊が勝ち取られるよう、祈っていただきたい。

■ ニジェールの宗教人口
イスラム 97・1%
プロテスタント 0・2%
カトリック 0・1%
土着の宗教 2・5%