2021年4月27日08時02分

篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(15)聖書とインフルエンザ

コラムニスト : 篠原元

インフルエンザ・・・。毎年約1千万人以上の人がかかるといわれる季節性インフルエンザですが、今シーズンは流行しなかったそうです(約10日前のニュース、感染研の分析)。

さて、聖書には “インフルエンザ” という言葉は出てきません。もちろん、“新型コロナウイルス” も。でも聖書の中に、ある “感染症” についての発言が書かれています。それが、新約聖書・使徒の働き24:5です。「この男は、まるでペストのような存在で、世界中のユダヤ人の間に騒ぎを起こしている者・・・」

ここでいう「この男」は、あの有名なパウロのことを指しています。そして “ペスト” とは、ペスト菌による感染症。パンデミックで、欧州の人口の3分の1が亡くなったといわれます。

つまり、使徒24:5でパウロを訴える演説家テルトロは宣言してるわけですね。「こいつパウロは、ペストのように “感染力” があるヤツだ!」と。こんな言い方もあるんですねぇ。逆にいえば、パウロは多くの人に福音を宣べ伝え、世界中に大変動を起こしていたということです。

今、新型コロナウイルスのことで世界中の人が、恐れ、不安、滅びに直面しています。この時こそ、私たちクリスチャンはパウロのように世界中に大変動を起こしたいですね。そう、“福音” を伝えることによって!

今、世界の人に必要なのはワクチンではなく、ただ、イエス・キリスト様による救いですから・・・。救われているクリスチャンとして、一人でも多くの人に、友人に、知人に、家族に、今日、“福音” を語っていきましょう!!!

「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい」(新約聖書・2テモテ4:2)

連載小説のお知らせ

今週もミニコラムをお読みいただきありがとうございます。さて、併せてご紹介させていただきます。現在、長編小説【追う者】を NOVEL DAYS さんなど4サイトにて連載させていただいております。

結婚式直前の20代女子。振り返る昔の日々、ある夜突如追い迫ってきた2つの影、砕かれた魂と身体、一瞬で消え去る未来像と生じる復讐(ふくしゅう)の焔(ほのお)・・・。そして出会う、真の愛。

このあと、ぜひお読みください。

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篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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