2021年4月20日16時43分

篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(14)ワクチン接種率世界一のイスラエルと聖書

コラムニスト : 篠原元

イスラエル国(首都:エルサレム、人口:約920万人)では、世界一のスピードで新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいます。新規感染者は激変。政府は、屋外でのマスク着用の規制を解除。すごいスピードですね。

さて、このイスラエルと聖書には、本当に深い関係があります。今日は、短く3つのポイントで・・・。

① 聖書は、“神がイスラエルを選び、愛している” とハッキリ宣言しています。そのことが、旧約聖書の申命記7:6~7、また、新約聖書のローマ人への手紙から分かりますので、ぜひあとで読んでみてください。

② イスラエルは特別な国だと、聖書から分かります。その理由の1つが、ローマ9:5に書かれています。そう、私たちの主キリスト・イエスが、人間としてはイスラエルから出られたのです(イスラエル12部族の1つ、ユダ族から)。

③ そして、イスラエルと聖書の密接な関係・・・。それは、聖霊様によって、聖書を書いた人たちのほとんど(約9割)がイスラエル人だという事実です。詩篇のダビデ(ユダ族)、モーセ五書のモーセ(レビ族)、そして、新約聖書の大半を書き記したパウロ(ベニヤミン族)もイスラエル人です(このことについては、ローマ9:4を参照してください)。

そうです。聖書は、イスラエル人から出ました(書かれました)。救い主であるイエス様も、イスラエルから出ました(人として)。そして、私たちの神様が、イスラエルを選び、恋い慕っておられます。

だからこそ、日本人である私たちも祈るべきなのです。イスラエルの祝福、エルサレムの平和を・・・。アーメン!

「エルサレムの平和のために祈れ」(詩篇122:6)

連載小説のお知らせ

今週もミニコラムをお読みいただきありがとうございます。さて、併せてご紹介させていただきます。現在、長編小説【追う者】を NOVEL DAYS さんなど4サイトにて連載させていただいております。

結婚式直前の20代女子。振り返る昔の日々、ある夜突如追い迫ってきた2つの影、砕かれた魂と身体、一瞬で消え去る未来像と生じる復讐(ふくしゅう)の焔(ほのお)・・・。そして出会う、真の愛。

このあと、ぜひお読みください。

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篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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